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ホームスクーリング、認めたら良いのにね

2017/11/23 不登校とは 教育

識字率がほぼ100%という日本の教育水準は有名です

(実は近年、生活困窮家庭などの問題でこの水準が疑われ始めてはいますけれど)。

 

クイズ番組ではよく小中学校の教科書問題が出題されます。

回答者を苦しませてはいるものの、

ああ、そういえば…なんだっけなあ、と記憶を探すことはあっても

なんともチンプンカンプン??というようなことはないはずです。

 

なので、現代の日本においては

保護者、またはそれに類する大人であれば
小中学校レベルの教育を子どもに授けることはそれほど高いハードルのことではないと思います。
(もちろん、体験を伴う授業や教材に関する課題はありますけれど)

ですが、

まだ認められていません。

日本では。


どういうンですかねえ

義務教育という重要な金の卵はお国の管理下に置いておかないと

どうにも安心できないのでしょう。

教科書も、教室や机のサイズも

「認定」っていうお墨付きをしたがるし、もらいたがるし。

 

まあ、米国のように

すべてが学校の自由選択で

理科の教科書の冒頭が「はじめに、神は天地を創造された」って言う文章だっていうんでも
困りますけど。

 

もともと学校なんて行かなくて良い!!というお考えをお持ちの親御さんや

不登校やひきこもりがちなお子さんのいるご家庭では

ホームスクーリングの制度があったらなあ、と

熱望されている方も多いのではないかと思うのですが。

 

学年の枠も取っ払って

資格というか、グレードの試験みたいなことを半年に一回くらい受けるってことにしておけば、
そして、それを県や市町村の管轄でやれば、
レベルや教育内容のチェックも出来るし、この年齢の子どもが何人いるのかも把握していられるはず。

そしてなによりも
何歳までにこのレベル、っていう強制が取れていくと思うので

発達障害の子にありがちな

才能のデコボコを早期に発見できるし、逆に伸すこともできていくはずです。

算数は九九どまりだけど、枕草子をすらすら読むよ〜みたいな子には
算数はゆっくりにして
中3レベルの国語をさっさと終わらせて、より高度なところに行ける機会をあたえてあげたらいいのに。

 

 

でも、まだ、です。

 

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しかたがないので、不登校生の為のフリースクールや家庭教師、

通信教育や塾等を利用して

勉強している方もいらっしゃるでしょう。

(不登校生だったくせに、なぜか塾には嬉々として通っていたのが小学生の我が子でした;;;)
とくに、塾や予備校は不登校生用の事業展開をしているところもあるくらいです。

(このあたりは旧ブログに書いてます)

 

 

でも、まだ、なんです。

 

 

今の「学校」がやっている(つもりになっている)ようには
勉強も、生活も、対人関係も、社会的経験も、すべて用意できるオールマイティな
環境はととのえられません。

なので、

別々にあっちとこっちとを使って乗り切るしかないんですね。

 

瞬間瞬間、からだもココロも育つ子たちに

何に、どう、出会う機会を作ってあげられるか…そんなシゴトがお母さん達にのしかかっています。

 

 

大変です。

ほんとうに。

一人じゃ無理なんです。

 

たすけて、って言ってみて下さい。

誰にどう助けてもらうかを見つけましょう。

 

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